Chula Vista (San Diego)について

弊社所在地はChula Vista市(神奈川県小田原市と姉妹都市)ですが、ここでは隣接するSan Diego市(神奈川県横浜市と姉妹都市)が有名なので、そちらについて記述します。
サンディエゴ(San Diego)はロサンゼルス(Los Angeles)から南へ190Km、(車で約2時間余り)カリフォルニア州の最南端に位置します。 アメリカで6番目に大きい都市です。
メキシコとの国境に接するエキゾチックなリゾート都市で、別名「パシフィック・コーストの宝石」と呼ばれ、一年中温暖な気候と紺碧の海を持つ快適な生活環境を整えたエリアとして毎年他州から多くの流入者を受入れている人気の町です。
1542年にポルトガルの探検家ロドリゲス・ガブリヨによってポイント・ロマ(ロマ岬)が発見されたことによるサンディエゴの歴史は、同時にカリフォルニアの歴史の始まりでもあり、1769年のユニセロ・セラ率いるミッショナリーによってカリフォルニアの開発が始まりました。

現在サンディエゴには米国海軍軍事力の25%、海兵隊軍事力の20%が終結しており、ハーバー・ドライブにある第11海軍地区本部はアメリカ最大の軍事基地指令センターを持つ、軍需、航空、宇宙産業都市として発展しており、特に航空、宇宙産業の雇用率は軍関係に次ぐサンディエゴの産業雇用人口の30%を近くを占めています。 代表的な製造メーカーとしてロッキード社をはじめ、ソーラータービンズ、キュービック、パシフィック・エアロ・システム社があり、航空、宇宙産業とともに発展したエレクトロニクス産業分野ではコンピューターメーカー部門のヒューレット・パッカードやNCR、デジタル・サイエンティフィック、ソニーなどによって新製品の開発にしのぎを削っています。
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また、サンディエゴは医療研究や海洋開発でも米屈指の機関を持っており、カリフォルニア大学サンディエゴ分校はUCLAやシアトルのワシントン大学と肩を並べる医学部を持ち、全米医学部の四天王のひとつとしても数えられています。
さらに1965年にノーベル医学賞を受賞したジョナス・ソーク博士が設立したソーク生物学研究所や、スクリプス海洋研究所など世界的に有名な調査・研究所そして世界最大級の天体望遠鏡をもつパロマ山天文台など多くの分野で世界的な役割を果たしている都市でもあります。
(角田正博著 「アメリカ流通小売業データ&マップ」より抜粋)
*原色の映えるサンディエゴ*
サンディエゴは湿気が殆どなく、夏は約32度C、冬は約15度C位で、勿論雪は降らない。 雨季は12月から2月末までの間であるが、連続して雨が降ることはまれで、それ以外はからっとした日が続く。従って着る物も明るい色の綿製品が多く、通勤にも比較的カジュアルな服装で出かける。 シカゴで成功しているクリーニング店がサンディエゴに出店して失敗したのは、サンディエゴの人達がカジュアルな服装を好み、洗濯機で洗って済ますことを見落としたからで、語り草になっている。しかし水道の水は硬水のため、真っ白な衣服は黄色に変色してしまう。 南カリフォルニアでは特に水道の水がまずくて飲めず、多くの家庭ではボトルウォーター(飲料水)を購入している。サンディエゴ地域の水道は、井戸水ではなく、コロラド川から浄化されて給水されているからである。
それはさておき、ビーチでの日光浴やピクニックは言うに及ばず、若者から老人に至るまで原色や明るい色の衣類を着ているが、特に金髪のアメリカ人が何を着ても似合うのを見ると、髪の黒い日本人は劣等感を感じてしまう。
*タコス、すし、ファーストフード*
メキシコに近いせいか、メキシコ風レストランがどこにもあり、価格も安く、1人10ドルもあれば夕食が充分に食べられる。これらのメキシコ風レストランは多くのアメリカ人でいつもいっぱいだが、もちろんアメリカ人の口に合うよう調理されている。 メキシコの国境の町、ティファナで食べるタコス(トウモロコシの粉をひいて丸く焼いた皮に、牛肉、アボガドソース、玉ねぎ、香草そしてチリソースをかけて巻いたもの)は、サンディエゴ、いやアメリカ国内で食べるタコスとは全く違い、一口食べるや否や、その辛さに舌は麻痺し、全く感覚を失ってしまう。
またカリフォルニアには、美味しいカリフォルニア米がある。「すしバー」と呼ばれるすし屋でかなりつまんでも、1人30ドル以下だ。 雰囲気は日本と違って明るく、ロックミュージックを流している店もある。メニューにも、アメリカ特有のカリフォルニアロール(アボガド、きゅうり、蟹を巻いたもの)や、フィラデルフィアロール(サーモン、クリームチーズを巻いたもの)などがある。しかし何と言ってもファーストフードがサンディエゴでは一番流行っている。車の中から注文でき、しかも待たないで、格安な値段で牛肉100%のハンバーガー、フライドチキン、タコスやブリート等の料理が食べられる。
退職した老人が朝の散歩の途中で、また若いカップルがジョギングの帰りに、ファーストフード店に出入りするのをよく見かける。 仕事が終わってから、簡単に食事をすませ、ビーチに出かけたり、映画を見に行く若者達にとって、ファーストフード店は、夜の長い夏は人気があるようだ。
*大きいことはいいことか?*
しかしながら、この豊富なファーーストフードとポテトチップスに代表されるジャンクフードのために、アメリカ人は極度の肥満に悩んでいる。 カロリーの高い食事をしているにも関わらず、歩くとかジョギングとかいった運動をしないからである。 その為、中流以上の階級に属する知識人は食べる物に気を使い、フィットネスセンターのメンバーになってシェイプアップに励んでいる。アメリカでは下層階級になるにつれて太った人が多いのは、アメリカ人が良く言う”You Are What You Eat” (食べるものにより自分の体が作られる)を物語っているといえよう。
しかし、ゴルフ場で20歳は年長と見えるアメリカ人に、私のボールよりも20メートル以上もオーバードライブされると、確かに彼らは体力があるんだな、と関心してしまう。また、大きな体つきのアメリカ人が、窮屈そうにホンダのシビックに乗っているのをよく見かけるが、アメリカ車よりも性能、寿命、燃費の上で優れ、故障の少ない日本車に乗る彼らの実用主義がうかがえる。
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*サンディエゴのレストラン*
日本では、昼食後喫茶店へ行き、タバコをふかしながらコーヒーを飲むのが、サラリーマンの日課になっているが、サンディエゴには喫茶店と言うものがない。 その代わりに、海を見ながら食事の出来るレストランは数多くあるし、5000円くらいでサンディエゴ湾を船で遊覧しながら、夕食を楽しむこともできる。
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話はそれるが、サンディエゴからは釣船が毎日出ていて、かつお、さば、はまち、そして、かじきまぐろまで釣れるので、釣り人の天国である。値段は1人40ドル、もちろん釣り道具と餌込みである。海の街サンディエゴには、シーフードレストランが多い。 そのひとつ、ルーベン・リーと言う名のレストランは、ミシシッピー川を通っていた昔の船を改造したもので、船中からサンディエゴの夜景を見ながら味わう伊勢えびとステーキが格別で、ロマンチックな夜にはもってこいのレストランである。 |
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*メルティングポット*
アメリカはメルティングポットといわれるが、その意味はいろいろな人種の集まりということで、大都市で市バスにでも乗れば、数ヶ国の言葉を耳にすることがしばしばある。特にカリフォルニアは、この人種のポットがうまく溶け合っている州で、アメリカ人をして「カリフォルニアは、アメリカの外国である」と言わしめている。 日本人がカリフォルニアを第二の日本と呼び、住み心地がよいと感じのもそのせいかも知れない。
カリフォルニアの南端に位置し、一年を通して青空に恵まれるサンディエゴは、人との付き合いも割合楽にできるようだ。 東海岸の都市と違って、格式ばったパーティーよりも、ビーチパーティーの方が人気がある。 週末ともなると、若者や家族連れがサンディエゴの南北沿岸に点在するビーチに繰り出し、ホットドッグやハンバーガー等のバーベキュー、日光浴、砂浜でのバレーボールなど一日中遊んでいる。 一方、 気候に恵まれているせいか、裏庭に家庭菜園を作っている家が多い。 収穫した野菜を近所の人達に分けることから、付き合いの始まることもある。
寒い所に住むアメリカ人にとっては、南カリフォルニアへ毎年休暇で訪ねてくることが、何よりの楽しみとなっているのである。 この記事をお読みになって、もしあなたがアメリカでもっとも輝かしい、そんな有望な都市、サンエィエゴにいらっしゃるならば、真っ赤な太陽が沈む夕方、サンディエゴのビーチを散歩して欲しい。 アメリカ人の言う”You will not it go” (そのまま消えないで) の意味がお分かり戴けるとことと思う。
(山本和夫著 「真っ赤な太陽が太平洋に沈む」より抜粋) |
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